クロスファーム

映像技術とゲーミフィケーションを活用した小学生への防災教育プログラムの開発-自発的な参加とイメージ力強化を重視して-

医学系部門 臨床看護学

佐藤 大介 教授

研究課題カテゴリー 保健 , 臨床医学 , 情報 , 機械 , 地域貢献 , 環境
研究課題名にあてはまる項目 社会課題・調査・解決手段 , 製品開発(繊維、工業製品、医薬品、医療機器など)
研究概要

日本では地震や風水害が多発し、地震対策としての家具の固定や風水害時の早期の避難等が有効と周知されている状況であるが災害による住民の死亡が後を絶たない。文部科学省では防災教育について、1.吸収力の高い児童生徒を対象に、将来の担い手やつなぎ手として育てることが極めて有効であること、2.児童生徒を通じて家庭の安全対策が促進されるため学校における防災教育を推進している。しかし小学生への災教育教材の多くが受け身型の教材であり、アクティブラーニング教材が少ないことが課題であった。そして多くの防災教育は一方的な知識の提供となっていることも指摘されている。
近年、ARやVRの映像技術を用い、小学生へのイメージ力を強化した防災教室が行われている。しかし幼少期の被災経験によっては、災害への恐怖心が学習効果に抑制的に働くことが指摘されている。そこで本研究では、ゲームの要素を取り入れるゲーミフィケーションの概念を用いて、映像技術による災害のリアリティーを体感しながら、防災に関するイメージ力を強化し、楽しみながら防災の知識や判断力、主体的な防災行動を身に付ける防災教育プログラムの開発と評価を目的とする。

募集中内容
マッチング希望内容
試作品を作ってくれる人, 測定/評価をしてくれる人, 議論をしてくれる人
ファームメンバー

清水誉子(臨床看護学・講師)
酒井彰久(臨床看護学・助教)
小林渓太(総合教職開発本部・助教)

研究概要図

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