クロスファーム

遠隔運動プログラムによる介護費用抑制政策の構築

医学系部門地域医療推進講座

大西 秀典助教

研究課題カテゴリー 保健 , 臨床医学 , 情報 , 人材育成 , 地域貢献
研究課題名にあてはまる項目 測定・評価方法(医療・バイオ含む) , 社会課題・調査・解決手段
研究概要

超高齢社会を迎え、介護費用の増加が止まらない。2020 年度には 10 兆 7783 億円に達し、前年度比 2688 億円増と深刻である。この懸念は福井県も同様で、解決すべき重点課題である。高齢者は、健常から要介護状態に至る間、フレイルという中間的な状態を経る。よって、介護とその費用の負担を減らす鍵は、フレイルの予防、予防の推進の事業化、そして基盤となる介入研究にある。これが本クロスファームの目的である。

福井大学の医療知識と健康運動指導士の遠隔運動指導を融合する研究を企画。また行政と本学が連携し、遠隔運動によるフレイル対策とそれによる介護費用抑制政策を創り上げる。予防と費用抑制の効果を科学的に判定するため、高齢者の体力と認知機能を定量し、経済効果を評価することで新基準、多職種協働実践法、ならびに、判定実施に適した新しい総合知の場を、本ファームに創設。まずは医学・看護学生を、ビジョナリーファームでは経済学者らも巻き込んで、福井大学オリジナルの本格的な住民貢献拠点へ展開していく。福井に根ざした若手人材も輩出していきたい。

募集中内容
マッチング希望内容
シミュレーション/解析などを行ってくれる人, 測定/評価をしてくれる人, 議論をしてくれる人
ファームメンバー

山村 修  本学地域医療推進講座 , 教授
井川正道 本学地域健康学講座,教授
松永晶子 本学地域健康学講座,特命講師
此下 尚寛 本学地域健康学講座,助教
田中 徳治  本学医学部附属病院総合診療,助教
岡本 智子 本学コミュニティ看護学,助教
堀 秀明 福井医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻,教授
中島 裕也 福井医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻,助教
宇都宮 美枝子 勝山市健康体育課,課長補佐
齊藤 歩 坂井市高齢福祉課,主任
川瀬 千里 坂井市高齢福祉課,主査
大久 保美穂 あわら市健康福祉部健康長寿課,課長補佐
石田 恵子 あわら市健康福祉部健康長寿課,主査
竹内 明美 公益財団法人坂井市スポーツ協会,参事
海道 泰貴 公益財団法人坂井市スポーツ協会,主任

研究概要図

ページトップへ