パイロットファーム

エレクトロスピニング法による機能性ナノファイバー複合体の創製と電子機能

工学系部門 知能システム工学講座

庄司 英一 准教授

SDGs07 SDGs09 SDGs15
新型コロナウイルスもしくは
カーボンニュートラル

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研究課題カテゴリー バイオ , 情報 , 材料 , 機械 , 生物 , 繊維 , 農学 , 電気電子 , 地域貢献 , 物理学 , 環境 , 科学
研究課題名にあてはまる項目 プロセス・工法・要素技術などの開発 , 測定・評価方法(医療・バイオ含む) , 社会課題・調査・解決手段 , 製品開発(繊維、工業製品、医薬品、医療機器など)
研究概要

ナノファイバーはそのディメンジョンから発現する触媒作用や表面積効果などを利用して、構造材料や電子材料、バイオなどにおける先端マテリアルとして注目されている。
当研究室では、静電紡糸(エレクトロスピニング)法によるナノファイバーの製造方法から、機能性ナノファイバーやその複合体の創製を研究している。エレクトロスピニングを行う高分子化合物は当研究室の高分子合成に関する合成知識(特に芳香族系)と経験から進めている。高分子構造を自在に合成できる利点を生かして、構造新規で新しい機能を発現する機能性ナノファイバーの創製を目指している。芳香族系ポリイミドスルホン酸ナノファイバー複合体に関して、前駆構造となるポリイミド誘導体の合成条件や紡糸条件、成膜条件などで多くの知見を有している。
また、脱石油資源でバイオマスであるセルロースナノファイバーの特長を活かした導電性セルロースナノファイバー複合体の創製技術と電子機能でも多角的な知見を有している。導電性ナノワイヤ、ハイパフォーマンスナノファイバー(高強度・耐熱性・耐薬品性)、さらに、マルチウオールの芯鞘ナノファイバー、機能性ナノファイバーの創製についても探究している。アクティブセンシングエレメントとしての高感度センサや高性能アクチュエータ、ウエアラブルデバイスの創造に繋がる開発も進めている。

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