パイロットファーム

二相間の界面自由エネルギーを変調する界面層の構造と機能発現の解明

工学系部門 繊維先端工学講座

久田 研次 教授

研究課題カテゴリー 食品 , バイオ , 材料 , 機械 , 繊維 , 科学
研究課題名にあてはまる項目 プロセス・工法・要素技術などの開発 , 測定・評価方法(医療・バイオ含む) , 製品開発(繊維、工業製品、医薬品、医療機器など)
研究概要

材料の複合化と微細化が進展し,材料内に含まれる表面・界面は広大化の一途をたどっている.この界面を二相間に生成するための自由エネルギーは正であるため,界面積の大きな材料の特性においては,二相間の界面に濃縮する特性がある界面活性剤を利用して界面の安定化が図られている.界面活性剤の特徴は,両相への親和性に基づいたエンタルピーによってしばしば説明されるが,吸着層の秩序高さやその運動性を支配するエントロピー項も重要な要素である.本パイロットファームでは,複合材料・多相系あるいは潤滑分野で注目される固液あるいは液液界面で形成される吸着分子層が界面自由エネルギーに及ぼす影響を深く理解することを目的とする.

募集中内容
マッチング希望内容
シミュレーション/解析などを行ってくれる人, サンプルの提供をしてくれる人, 測定/評価をしてくれる人, 議論をしてくれる人
ファームメンバー

繊維先端工学講座・植松英之
繊維先端工学講座・平田豊章

研究概要図

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