パイロットファーム

AIを用いた副鼻腔CT画像の診断支援機器に関する研究開発

医学系部門 医学研究支援センター(耳鼻咽喉科併任)

坂下 雅文 講師

研究課題カテゴリー 保健 , 臨床医学
研究課題名にあてはまる項目 製品開発(繊維、工業製品、医薬品、医療機器など)
研究概要

日本の慢性副鼻腔炎患者は約200万人と推定され、そのうち約10%が手術を要し、さらに約60%が指定難病である好酸球性副鼻腔炎に分類される。この疾患は2000年頃からの約30年間で倍増した。早期診断により重症化を防ぐことが可能だが、副鼻腔CTによる診断には高度な読影技術を要することが課題である。喘息を合併するため内科を受診する患者も多い。日本は世界一のCT装置保有率を誇り検査アクセスは容易である一方、内科医の約40%が読影に苦手意識を持ち、70%以上が診断支援機器を望む。こうしたアンメットメディカルニーズを解決するため、専門医の知見を深層学習でCT検査に組み込むSaMD(医療機器プログラム)を開発し、社会課題の解決を目指す。

募集中内容
マッチング希望内容
シミュレーション/解析などを行ってくれる人, サンプルの提供をしてくれる人, 議論をしてくれる人
ファームメンバー

富山大学工学系部門・張潮
福井大学医学系部門・足立直人
福井大学医学系部門・吉田寿人
福井大学医学系部門・高原志津子

研究概要図

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